峠は過ぎれど越えられず

現社の試験は試験ではなかった。
朝になって「ああそういえば環境問題だったね」と思ってあわててプリントを探すも、二枚しか発見できず。仕方なく電車で覚えようとするが、たいして覚えられない。とりあえず条約名と組織名と順番だけ覚えようとしつつ学校に到着し、id:nosuke42に遭遇*1。『プリント二枚しかないのだけど』「え、普通でしょ?」なるほど。
そうこうしているうちに試験が始まる。解答用紙を見ると、だいたいマークシートだ。というかマークシートですらない。丸付き数字を四つ並べたのをたくさん印刷してあるだけだと思う。あと、ところどころ普通の解答欄もまじっているし、多分機械読み取りではないのだろう。
問題はいたって簡単。一問目はセンター試験からだろう。だが、本当にどれも簡単。常識力テストみたい。明らかな嘘選択肢ばかり。推理ゲームの感覚で解いた。まぁ、授業のほとんどを日本史履修漏れに関連した文科省批判に費やしたわけだから、当然といえば当然か。

化学は、拷問であった。よもやpHの計算法を覚えていなかったことに試験中に気がつかされるとは。モル濃度の等しいHClとNaOHを異なる量混ぜているのにpHが7.0になるなんて、おかしいではないか。
酸・塩基はちっともわからなかったけれど、化学平衡のところは昨日無理して復習したおかげで案外できたかもしれない。プリントの枚数的にはちっとも出題されそうになかったのだが、とにかくやっておいたら、反応速度のグラフを描かせる問題が多く出題された。幸せ。
しかし、それ以外は悲惨。あと、時間が足りなかったためかだれも言及しなかったが、中和に関連してpHを算出する問題で、「HClとNaOHの電離度を〜とする」という感じの文章の、肝心の〜の部分が欠落していた。もしかするとあれは全員正解になるかもしれない。

とにかく、峠は「過ぎた」。あとは消化試合のオンパレードなので、気を楽にしていきたい。「あとで読む」を消化していこうか。あるいは情報理論エントロピーについて調べるとか。

*1:言い忘れていたが言うまでもないだろうが、僕と彼は同じ学校に通っている